暴動激化「兄は望んでいない」 死亡黒人男性の弟が呼び掛け

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1日、米ワシントンで、デモ隊の付近に並ぶ警官ら(UPI=共同)

1日、米ワシントンで、デモ隊の付近に並ぶ警官ら(UPI=共同)

 【ニューヨーク=上塚真由】「兄はこんなことを望んでいない」-。米中西部ミネソタ州で白人警官に首を押さえ付けられ死亡した黒人男性のジョージ・フロイドさん(46)の弟のテレンスさんが1日、事件への抗議活動が、破壊や略奪など暴徒化していることに苦言を呈した。

 テレンスさんは1日、同州ミネアポリス郊外の事件現場を初めて訪れ、涙を流しながら祈りをささげた。その後、集まった群衆に「みなさんの怒りは理解できる。でも私に比べれば、怒りは半分だろう」と力強い口調で語り、「それでも私は物を壊したり、地域社会を破壊したりしていないのに、みんな何をやっているんだ」と続けた。

 また「自分たちが声をあげても無意味と考えるのはやめて、投票に行こう。選挙について学び、誰に投票すべきかを考えよう」と語り、投票によって社会を変えていくことを訴えた。

 「私の家族は平和的な家族だ」とテレンスさん。略奪行為をやめるよう繰り返し訴え、「やり方を変えよう。お願いだから、平和的にやっていこう」と語った。暴動の過激化が止まらず混乱が広がる中、遺族の力強いメッセージは反響を呼んでいる。

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