香港で警官発砲、1人重体 催涙弾60発超 白バイ突入も



 香港中心部の金融街セントラルで、警官隊が放った催涙弾の白煙から逃げる市民ら=11日(共同)

 【香港=藤本欣也】政府や警察への抗議活動が続く香港で11日、警官が若者2人に向けて実弾を3発発砲し、少なくとも1人が腹部を撃たれて重体に陥った。この日は主要道路に障害物を置いて交通を妨害する抗議活動が各地で行われたほか、一部の大学生や中・高校生が授業をボイコットした。警察当局は学生を取り締まるため、香港中文大の敷地内で60発以上の催涙弾を撃つなど混乱した。

 「逃亡犯条例」の改正問題に端を発した香港の一連のデモでは、警官の発砲でこれまでに男子高校生(18)と少年(14)が重傷を負っている。

 銃撃事件が起きたのは香港島東部の西湾河で、午前7時半(日本時間同8時半)ごろ。現場を撮影した映像によると、交差点の横断歩道で、警官が白服の若者を羽交い締めにしようとしていた際、近づいてくる黒服の若者に至近距離から発砲。黒服の若者が腹部を押さえて倒れた後、別の黒服の若者に向かっても2発発砲した。この若者が負傷したかは不明。2人は武器などを持っていなかった。

 香港島のビジネス街、中環(セントラル)では11日午後、警官の銃撃に抗議する会社員らに、警官隊が催涙弾を発射。外国人も被害を受けるなどした。九竜半島側でも同日、警察の白バイ1台が黒シャツを着た若者らのデモ隊に突入し、香港メディアによると2人が負傷した。けがの程度は不明。若者らは道路を封鎖していた。



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