2日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は続伸し、前日比267・63ドル高の2万5742・65ドルで取引を終えた。景気回復への期待感から、3月上旬以来、約3カ月ぶりの高値となった。ハイテク株主体のナスダック総合指数は56・33ポイント高の9608・38と続伸した。
米国で経済活動を再開させる動きが広がっており、買いが優勢となった。米黒人男性暴行死事件を巡る抗議デモを受け、社会不安の広がりを懸念する見方もあったが、相場への影響は限定的だった。
銘柄別では、化学のダウや金融・旅行のアメリカン・エキスプレスの上昇が目立った。(共同)