産油国会合を延期か


 ロイター通信は3日、石油輸出国機構(OPEC)加盟・非加盟の産油国による連合体「OPECプラス」の関連会合に関し、サウジアラビアが開催を今月中旬に延期するよう提案したと報じた。4日にも開きたい考えだったが、OPECプラスによる原油協調減産の目標順守をめぐり協議が難航しているとみられる。

 ロイターによると、協調減産を主導するサウジとロシアが6月末まで予定している日量計970万バレル削減を1カ月延長することで合意。だが5月に目標を守れなかったイラクやナイジェリアといった参加国に対し、今後数カ月で未達成分を埋め合わせるよう求めているもようだ。

 OPECプラスは当初、7~12月は削減幅を日量計770万バレルへと縮小する計画としていた。(共同)



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