米失業保険申請、200万件下回る

[ad_1]

 【ワシントン=塩原永久】米労働省が4日発表した5月30日までの週の新規失業保険申請件数(季節調整済み)は、前週比24万9千件減の187万7千件だった。新型コロナウイルスの感染拡大で、申請件数は3月下旬から4月上旬に600万件を超えたが、それ以降は減少し続け、初めて200万件を下回った。雇用情勢の最悪期は脱したとの見方も出ている。

 感染拡大後、累計の申請件数は4千万件を超えた。全米で段階的に経済活動が再開されているが、歴史的に高い水準が続いている。

 給付を受け続けている失業保険受給者の総数は、5月23日までの週で64万9千件増の2148万7千件となった。

 失業率は4月に14・7%まで上昇したが、今月5日に発表される5月の統計では一段と悪化し、戦後最悪を更新する可能性が高いとみられている。

[ad_2]

Source link