群馬の児童虐待相談、過去最多に 関心高まり前年度比3割増の1799件

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群馬の児童虐待相談、過去最多に 関心高まり前年度比3割増の1799件


 群馬県内に3カ所ある児童相談所が令和元年度に受け付けた児童虐待に関する相談件数が、前年度比約31%増の1799件に上ったことが県のまとめで分かった。統計を取り始めた平成12年度以降、過去最多で、増加は11年連続となった。

 県によると、過去10年間の件数は22年度から6百件超で推移した後、26年度ごろから増加。27年度には1千件台に乗せた。30年度と令和元年度は増加ペースが強まっており、県は痛ましい虐待事件が繰り返し報道されたことなどにより、社会的関心が高まったことが背景にあるとみている。

 虐待相談の内訳は、暴言による脅しなどの心理的虐待が全体の57%に当たる1020件。殴る蹴るなどの身体的虐待461件、食事を与えないなどのネグレクト(育児放棄)274件-と続いた。

 被害者は小学生が全体の32%に相当する575人だった。3歳~未就学児484人を合わせると6割近くにのぼる。主な虐待者は、子供に身近な存在の実母が46%となった。

 県は、歯止めがかからない状況への対応として、県内2カ所目となる一時保護所(定員30人)を今年4月、東部児童相談所(太田市)内に新設。さらに、児童虐待防止条例の制定に向け、有識者らを交えた議論も加速させる考え。

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