沖縄県議選投開票 玉城知事派が過半数維持へ 投票率は低迷





米軍普天間飛行場の移設先として工事が進む沖縄県名護市辺野古の沿岸部=2月20日

 任期満了に伴う沖縄県議選(定数48)は7日、投票が行われ、開票作業が続いた。共産、社民両党など米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古移設に反対する玉城デニー知事の支持派が過半数を維持するか、自民、公明両党など不支持派が逆転するかが最大の焦点で支持、不支持が拮抗(きっこう)したが、知事支持派が過半数を維持する勢いだ。

 県議選には全13選挙区に64人が立候補し、無投票で決まった4選挙区をのぞく52人が選挙戦に臨んだ。辺野古移設問題のほか新型コロナウイルスへの対策などが争点となったが、感染防止のため集会や戸別訪問などが制限され、各陣営とも十分な選挙活動ができなかった。開票結果は8日未明に確定する見通し。

 県選挙管理委員会によると、投票率は46・96%で、新型コロナウイルスなども影響して前回(53・31%)を大きく下回った。



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