【全米デモ】ポンペオ国務長官、「米警察のデモ対応と香港デモの弾圧を同一視するな」

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記者会見するポンペオ米国務長官=5月20日、ワシントン(AP)

記者会見するポンペオ米国務長官=5月20日、ワシントン(AP)

 【ワシントン=黒瀬悦成】ポンペオ米国務長官は6日、声明を発表し、白人警官による黒人男性暴行死事件を受けた抗議デモに関し「中国共産党体制が(黒人男性の)悲劇的な死を悪用し、人間の基本的尊厳を踏みにじる自らの権威主義的な行為を正当化しようとしている」と非難した。

 抗議デモをめぐっては中国国営中央テレビが1日の論評で、香港の抗議活動を擁護してきた米政治家が今回のデモを「暴徒」と断じているとして「米国式の二重基準」だと批判するなど、「米国も中国と同じ」といった印象付けを図っている。

 ポンペオ氏は中国の主張について「くだらないプロパガンダ(政治宣伝)であり、誰もだまされない」と一蹴。「中国では香港から天安門まで、平和的なデモ参加者が声を上げただけで武装した兵士ら棍棒(こんぼう)で殴られる。これらを報じた記者らは長期にわたり投獄される」と批判した。

 同時に「米国の法執行機関は不良警官を裁きにかける一方、平和的なデモを歓迎しつつ略奪や暴力は強制排除する。報道機関は全ての出来事を取材することができる」と強調した。

 「中国と違い、米国は無法な暴動の最中でも法の支配と透明性、人権を尊重する」とも指摘した。

 さらに、基本的人権や自由を否定し続けてきた中国中国共産党と、暴行死事件を受けた米国の対応をさも同一であるかのような政治宣伝を展開するのは「詐欺行為だ」と断じた。

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