米軍制服組トップが謝罪 トランプ氏の撮影同行「過ちだった」

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ミリー統合参謀本部議長(AP)

ミリー統合参謀本部議長(AP)

 【ワシントン=黒瀬悦成】米軍制服組トップのミリー統合参謀本部議長は11日、白人男性による黒人暴行死事件に関連してトランプ大統領がホワイトハウス近くの教会を訪問し写真撮影を行ったのに同行したことについて「あの場にいるべきではなかった」と述べて謝罪の意を表明した。統合参謀本部議長が大統領の言動と食い違う意見を表明するのは異例とされる。

 トランプ氏は1日、各州政府などに暴動への「厳然とした対応」を求める声明を発表した後、ミリー氏や政権高官を引き連れて教会を訪れ、聖書を片手に報道陣の写真撮影に応じた。

 その際、付近に陣取っていた抗議デモ参加者を連邦政府の治安要員や州兵部隊が事前に強制排除したと報じられ、与野党などから批判が高まっていた。

 ミリー氏は、ワシントンの国防大学の卒業生に対するビデオ講演で「私が(写真撮影の)現場にいたことで米軍が国内政治に関与しているとの印象を与えてしまった。軍人として誤った行動だった」と語った。

 同氏はまた、「私の過ちを教訓に全員が学ぶことを切に望む」と訴えた。

 同氏はさらに、暴行死事件に「憤っている」と語った上で、「米軍将官の中で黒人は約7%に過ぎない」と指摘し、人種や性別などに関係なく平等に昇進の機会を与えていくと強調した。

 米人権団体「全米市民自由連合」(ACLU)は11日までに、「強制排除は憲法が保障する表現の自由に反する」としてワシントンの連邦地裁に提訴した。

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