米ジョンズ・ホプキンズ大の集計によると、新型コロナウイルス感染症による死者が14日、世界全体で43万人を超えた。世界最多の11万5千人の米国や、4万人を上回り2番目のブラジル、1万6千人超のメキシコなど、米大陸での被害拡大が深刻となっている。
感染者は世界で770万人を上回った。
世界保健機関(WHO)の13日付状況報告によると、米州地域事務局管内(南北米大陸)が感染者の48%、死者の46%を占め、いずれも世界で最も多い。
前日から増加した感染者の55%、死者の69%は同管内が占めており、現在、被害が最も多く出ている地域となっている。
人口が世界第2位で13億人を超えるインドでの感染拡大も目立ってきており、感染者が32万人を超え、死者も9千人を上回った。世界的には依然、感染は拡大基調が続いている。(ジュネーブ 共同)