5月の映画興行収入、98・9%減 





映画館の客席

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で、映画配給大手12社の5月の興行収入総額が、前年同月比98・9%減の約1億9600万円だったことが、日本映画製作者連盟(映連)の集計で15日分かった。現在の集計方法になった平成12年以降、興収としては過去最低。5月後半に全国的に緊急事態宣言が解除されるまで、ほぼすべての映画館が休館したことが影響した。

 映連は「6月も前年並みに戻るのは難しいだろう。公開される新作の数も、例年よりも少なくなっている。観客も警戒してなかなか映画館に足を運んでくれない上、感染予防対策として劇場に入れる人数も限られているためだ」という。



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