消臭スプレー爆発、認める 元店長、札幌地裁初公判で


 平成30年12月に札幌市豊平区で大量の消臭スプレーを噴霧し、湯沸かし器をつけて爆発させたなどとして、重過失激発物破裂と重過失傷害の罪に問われた不動産仲介店元店長の辻本貴浩被告(35)の初公判が16日、札幌地裁(石田寿一裁判長)で開かれ、辻本被告は起訴内容を認めた。

 起訴状などによると、辻本被告は30年12月16日、当時店長だった「アパマンショップ平岸駅前店」の店内で、不要になった可燃性ガスが入った消臭スプレー缶約80~90本を噴霧。その後に手を洗うためガス瞬間湯沸かし器を点火した際、充満したガスに引火し爆発が起き、近隣のビルなど8棟が損壊、計44人にけがを負わせたとされる。



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