米、抗マラリア薬の許可を撤回 新型コロナ、大統領も服用

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ヒドロキシクロロキンを成分とする抗マラリア薬(AP)

ヒドロキシクロロキンを成分とする抗マラリア薬(AP)

 米食品医薬品局(FDA)は15日、新型コロナウイルス感染症の治療に使えるよう抗マラリア薬に出していた緊急使用許可を撤回した。トランプ大統領が治療や予防に有望と推奨し、自ら予防目的で服用して話題になった薬だが、FDAは有効な可能性が低く、心臓などへの重い副作用もあるため撤回を決めたという。

 薬はクロロキンとヒドロキシクロロキン。トランプ氏は15日、記者団に、自身がヒドロキシクロロキンを2週間服用した際には副作用はなかったと強調。FDAの決定に不満を漏らした。

 FDAは3月、臨床試験に参加できない新型コロナの入院患者に医師の判断で処方できるよう、緊急使用許可を出していた。

 だがFDAは15日の発表で、ヒドロキシクロロキン服用が死亡率の低下や早期回復につながる証拠は得られなかったとする最近の臨床試験結果などを例示。「現時点の科学的証拠を総合評価すると、有益さを欠くと分かった」と指摘した。(共同)

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