死亡母の年金不正受給疑い 静岡、57歳男を再逮捕

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 静岡県警清水署は16日、死亡した母親の年金を不正に受給したとして、詐欺の疑いで住所不定、無職、鈴木勝哉容疑者(57)を再逮捕した。同署は3月、同居していた母親の遺体を当時住んでいたアパート内に放置したとして、死体遺棄の疑いで鈴木容疑者を逮捕していた。

 再逮捕容疑は平成28年11月ごろ、静岡市清水区の自宅で母親=当時(89)=が死亡しているのを見つけたにもかかわらず、放置して届け出をせず、30年から昨年までの母親の年金約200万円をだまし取ったとしている。同署は認否を明らかにしていない。

 同署によると、母親は病死とみられる。鈴木容疑者は遺体を発見後、自宅を出て別の場所で生活していた。昨年11月にアパートの管理会社社員が布団の上で死亡しているのを見つけた。

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