在ギリシャ日本大使館は１６日、新型コロナウイルスに関する制限緩和措置としてギリシャが１５日から日本からの観光客を受け入れるとしていた方針を変更し、入国制限措置を３０日まで延長したことが判明したと発表した。
ギリシャ観光省は当初、日中韓を含む約３０カ国からの観光客受け入れを１５日から再開するとしていた。その後、方針変更したことは発表していなかった。同省は１６日、共同通信の取材に対し、日本を含む欧州連合（ＥＵ）外からの入国制限を３０日まで継続することを認めた。
ＥＵは７月１日以降に域外からの渡航制限措置を段階的に解除していく方針で、ギリシャ観光省もＥＵ各国と歩調を合わせる予定としている。
一方、日本政府はギリシャの感染症危険情報を渡航中止勧告に当たるレベル３にしている。（共同）
