黒人男性暴行死事件から1カ月 最大規模の抗議デモで変革も スポーツ、ファッション、企業 

[ad_1]



 6月1日、米ミネソタ州で行われた白人警官による黒人男性暴行死事件を巡る抗議デモ(ロイター)

 6月1日、米ミネソタ州で行われた白人警官による黒人男性暴行死事件を巡る抗議デモ(ロイター)

 【ニューヨーク=上塚真由】米中西部ミネソタ州で黒人男性、ジョージ・フロイドさん=当時(46)=が白人警官に首を膝で圧迫され、死亡した事件から25日で1カ月となる。黒人差別や警察の暴力を訴える抗議デモは「範囲、期間ともに数十年間で最大規模」(米メディア)となり、企業やスポーツなど幅広い分野に社会変革を迫った。

 米メディアによると、抗議デモはこれまでに全50州で実施された。6月中旬の米FOXニュースの調査によると、18%が「自身、もしくは家族が抗議デモに参加した」と回答し、現在も各地で抗議デモは続く。

 多くは警察との激しい衝突後に平和的なデモに移行したが、西部ワシントン州シアトルでは8日、警察改革を求めるデモ隊が警察署周辺を「自治区」として占拠。域内では20日以降、発砲事件が相次ぎ、1人が死亡するなどして緊迫感が高まっている。

 抗議は企業活動にも向けられ、食品大手のペプシコは17日、黒人女性のイラストを起用した歴史ある食品ブランド「アント・ジェミマ(ジェミマおばさん)」の名称と商品デザインを「人種的な固定観念(ステレオタイプ)」に基づくと認め、変更すると発表。同社は黒人社会の支援のため、5年間で500万ドル(約5億3千万円)を寄付する方針も明らかにした。

 スポーツ界では米プロフットボールNFLのコミッショナーが5日、人種差別に抗議してきた選手を支持しなかったことを謝罪した。また、白人ファンが大半の自動車レース「NASCAR」も10日、南北戦争で奴隷制度を擁護した南軍の「南軍旗」を会場内で掲げることを禁止した。

続きを読む

[ad_2]

Source link