NY株、1カ月ぶり安値 730ドル安、感染増懸念

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 26日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は大幅反落し、前日比730・05ドル安の2万5015・55ドルで取引を終えた。約1カ月ぶりの安値水準。米国で新型コロナウイルスの感染者が増加していることから経済活動が再び停滞するとの懸念が強まり、売りが広がった。ハイテク株主体のナスダック総合指数は259・78ポイント安の9757・22と反落した。

 感染が拡大したテキサス、フロリダの両州が経済活動を再び制限すると命じ、投資家心理が悪化した。米中対立の激化で貿易協議の「第1段階」合意が危うくなる可能性を米メディアが伝えたことも売り材料となった。

 景気悪化のため、米連邦準備制度理事会(FRB)が大手銀行に対し、配当制限や自社株買い停止を要請したことで金融株が売られ、相場を押し下げた。(ニューヨーク 共同)

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