7日午前の東京株式市場の日経平均株価(225種)は反落した。新型コロナウイルス感染再拡大への懸念や、前日の大幅上昇の反動で利益を確定する売り注文が優勢となった。下げ幅は一時100円を超えた。
午前10時現在は前日終値比20円34銭安の2万2694円10銭。東証株価指数(TOPIX)は1・70ポイント安の1575・45。
7日朝に発表された5月の消費支出が2カ月連続で過去最大の落ち込みとなり、新型コロナによる経済への打撃が改めて意識された。東京都では新型コロナの新規感染者が5日連続で100人を突破。感染再拡大への警戒感から投資家の慎重姿勢が目立った。
6日の平均株価が大幅上昇したため、利益確定売りも出た。