習主席国賓来日「大局的観点で推進すべきだ」 公明・山口代表

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政府与野党連絡会議で発言する公明党・山口那津男代表(中央)。手前は自民党・二階俊博幹事長=7日午後、首相官邸(春名中撮影)

政府与野党連絡会議で発言する公明党・山口那津男代表(中央)。手前は自民党・二階俊博幹事長=7日午後、首相官邸(春名中撮影)

 公明党の山口那津男代表は7日、中国による香港への統制強化が進む中で、習近平国家主席の国賓来日の中止を求める意見が自民党内で出ていることに対し、予定通り来日準備を進めるべきとの考えを示した。「歴史的、大局的な観点で(来日を)推進していくべきだ」と述べた。首相官邸で記者団に語った。

 山口氏は、国賓来日は「(日中の)首脳の往来を重ねて関係を強化していこうという流れの一環だ」と指摘。両国とも新型コロナウイルス対策にあたっている現状を踏まえ「具体的日程を調整できる状況にはない」としながらも、「来日が実現できるような環境を両国ともに努力し、前進を図るべきだ」と述べた。

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