大麻の売買を持ちかけて男子大学生をおびき出し、暴行を加えて現金を奪ったとして大阪府警少年課は7日、強盗致傷容疑で、府内の17~18歳の男子高校生ら少年5人を逮捕したと発表した。いずれも「大麻を買おうとした後ろめたさから警察に届け出ないと思った」と供述し、容疑を認めている。
逮捕容疑は昨年9月23日午前0時ごろ、同府東大阪市の公園で、男子大学生(23)に催涙スプレーを噴射したり、鉄パイプで殴ったりして頭の骨を折る重傷を負わせ、現金約8万円などを奪ったとしている。
同課によると、少年らはもともと男子大学生と面識はなかったが、SNS上で大麻を売ると持ちかけ、公園に誘い出したという。