東京都の小池百合子知事は9日、新型コロナウイルス感染症対策本部会議で、同日に報告された224人の新規感染者について「年代別では20代、30代が75%を占めている」と説明した。
感染経路については「いわゆる夜の街関連が一定数を占めている」と指摘する一方、「最近は接待を伴う飲食店だけではなく、若年層の友人同士のパーティー、会食による感染もみられる」と述べた。
224人の新規感染者数は過去最多。小池氏は「3400件に上るPCR検査を行った上での224人」と説明し、最近の増加については「PCR検査の件数も増えていることも影響しているが、感染者数の動向についてはさらなる警戒が必要である」と語った。