群馬県中之条町の四万川で沢登りをしていた横浜市の女子大学生(21)が流され行方不明になった事故で10日午後3時半ごろ、現場付近を捜索していた県警吾妻署員が女性の遺体を発見、収容した。着衣は不明の女子大生と一致しており、女子大生とみて、身元確認を急いでいる。
同署によると、遺体が見つかったのは不明になった現場から約800メートル下流の中州付近。うつぶせ状態で倒木に引っかかったような状態だったという。
同署によると、女子大生は8日午前9時半ごろ、対岸に渡ろうとして川に流された。救助しようとして同行の男性会社員(34)も流されたが、自力で川岸に上がっていた。当日、中之条町では強い雨が降って大雨警報が出ており、現場付近は大人の腰の辺りまで水位があったという。