賭けマージャン問題、黒川前検事長を不起訴、本紙記者らも 東京地検

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 東京高検の黒川弘務前検事長(63)が新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言中に、東京都内で産経新聞記者2人(現在はいずれも編集局付)と朝日新聞社員の計3人と賭けマージャンをしていたと報じられ辞職した問題で、東京地検は10日、黒川氏と記者ら3人について、賭博罪が成立するとした上で不起訴(起訴猶予)処分にしたと明らかにした。

 黒川氏と記者らに対しては、市民団体から賭博罪や常習賭博罪などで告発状が提出されていた。地検は賭けマージャンに常習性が認められず、常習賭博罪は成立しないと判断。賭博罪について起訴猶予にした理由に関しては「射幸性を高めるようなルールはなく、1日に動いた金額が多いとはいえない」などとした。

 地検によると、黒川氏は検事長を務めていた4月と5月に計4回、都内の産経記者宅で記者ら3人と賭けマージャンをした。地検は、賭けマージャンは約3年前から月1、2回程度行われていたと認定した。法務省の調査では、各回1万~2万円程度の現金のやりとりがあった。

 黒川氏は記者のハイヤーで帰宅して代金を負担させたとする収賄罪でも告発されていたが、地検は「職務に関する利益の供与にあたらない」として、嫌疑なしとした。

 産経新聞社広報部の話「記者倫理や行動規範を徹底させ、信頼回復に努めてまいります」

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