12日午後7時5分ごろ、長野県飯田市座光寺の小洞沢川近くで斜面が崩落し、同市に住む牧内正継さん(73)が巻き込まれた。消防などが捜索し、午後11時20分ごろに土砂の中から救出したが、その後死亡が確認された。県と消防によると、当時は雨は降っていなかったが、大雨の影響で地盤が緩んでいた可能性がある。他に被害者は確認されていない。
飯田消防署などによると、斜面は高さ約10メートル、幅約15メートルにわたって崩落。斜面の上に立つ小屋のようなものが崩れており、牧内さんは周辺にいたとみられる。知人が通報した。