ドラレコ販売54・4%増 7月第1週、あおり厳罰で


 ドライブレコーダーの7月第1週(6月29日~7月5日)の販売台数が2月第1週(3日~9日)と比べ54・4%増と大幅に伸びたことが16日、調査会社BCNの集計で分かった。6月30日にあおり運転の厳罰化を盛り込んだ改正道交法が施行され、関心が高まったとみられる。あおり運転の立証にはドラレコの映像が重要な証拠となる。

 BCNは2月第1週を100として各週の販売台数を指数化。2月から6月まではおおむね100を大きく下回っていた。パイオニア(東京)によると、車両前後の二つのカメラで広い範囲を撮れる2月発売の機種が人気だ。JVCケンウッドは高感度センサーで夜間やトンネルでも鮮明に撮影できるようにした製品を2月に売り出した。

 同社は「自動車用品では爆発的な伸びだ。自分の身を守る意味で映像を残したいという人が増えている」と分析した。



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