京アニ事件、悲しみは1年たっても 社長「一歩ずつ、進んでいく」

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京都アニメーション放火事件から1年。現場では追悼式典が行われた=18日午前、京都市伏見区(京都アニメーション提供)

京都アニメーション放火事件から1年。現場では追悼式典が行われた=18日午前、京都市伏見区(京都アニメーション提供)

 36人が死亡し、33人が負傷したアニメ制作会社「京都アニメーション」(京アニ、本社・京都府宇治市)の放火殺人事件から1年となり、京アニは18日午前、現場となった京都市伏見区の第1スタジオ跡地で追悼式典を開いた。犠牲者30人の遺族や八田英明社長ら関係者約100人が参列し、祈りをささげた。

 午前10時前から喪服に身を包んだ遺族や同社社員が第1スタジオ跡地に入った。午前10時半からの式典では、遺族の一人が「悲しみを一生抱えていくことになる。それでも一歩ずつ進みだしていきたい」と弔辞を読み上げると、事件発生時刻にあわせ、午前10時35分ごろから1分間黙祷(もくとう)。第1スタジオの建物があった場所には白いユリやキクの花で飾られた祭壇が設けられ、遺族や社員が一人ずつ献花した。

 八田社長は式典の中で「無念で無念で、言葉がありません。断腸の思いです」と事件についてふれ、「1年がたとうと私たちは悲しみの中にあります」とあいさつ。「今までも、今も、これからも、心は常に仲間と共にある。ゆっくりでも一歩ずつ、進んでいくことを誓う」と決意を新たにした。

 動画投稿サイト「ユーチューブ」の京アニ公式チャンネルでは午前10時半から約7分半、「改めて故人の冥福と遺族の平安をお祈りする」「あの日の悲しさを忘れることはない」など3人の関係者からの弔辞を配信した。

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