群馬県と前橋市は23日、10歳未満を含む男性3人の新型コロナウイルス感染が確認されたと発表した。いずれも入院調整中という。県内の感染者は計177人(うち19人が死亡)となった。
県によると、太田市の50代男性会社員と伊勢崎市の10歳未満の男児の感染が判明。いずれも21日に感染が確認された太田市の30代無職女性の濃厚接触者で、無症状という。
18日に女性宅で、同じく感染が確認されている女性の同居家族2人も含めて9人で会食していた。残る4人は検査の結果、陰性と判明。会社員は勤務先にも濃厚接触者が1人いる。
前橋市で感染が判明したのは、埼玉県内に勤務する40代男性国家公務員。
19日から38度台の発熱が続き、22日には喉の違和感などがあり、医療機関と帰国者・接触者外来を受診した。PCR検査の結果、23日に陽性と判明した。まだ熱はあるが、容体は安定している。
勤務先では、同じ部署の職員が20日に陽性と判明したが、席は離れているという。濃厚接触者は高校生以下を含む同居家族2人。