米失業申請、16週ぶり増加 141万件、コロナ拡大

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失業手当を受けるため長い列をつくる住民=6月、米ケンタッキー州(ゲッティ=共同)

失業手当を受けるため長い列をつくる住民=6月、米ケンタッキー州(ゲッティ=共同)

 米労働省が23日発表した18日までの週の新たな失業保険申請件数(季節調整済み)は前週比10万9千件増の141万6千件と、16週ぶりに増加に転じた。米西部や南部で新型コロナウイルス感染症が拡大し経済活動を再び制限する動きが出ており、影響した可能性がある。

 失業保険申請件数は雇用の先行指標とされる。給付を受け続けている失業保険受給者総数は11日までの週で、110万7千件減の1619万7千件となった。

 新型コロナの累計感染者数は22日、西部カリフォルニア州が41万余りとなり、これまで州で最多だった東部ニューヨーク州を超えた。南部のフロリダ州やテキサス州でも急増している。(共同)

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