宮城県教育委員会は27日、国家資格を取得するための2級土木施工管理技術検定試験の学科試験の受験を希望していた県立迫桜高校(栗原市)の3年生5人が、高校側のミスで受験できなくなったと発表した。
県教委などによると、受験希望者の申請書の郵送が期限まで間に合わなかった。同高の担当教諭が申請書を取りまとめたが、発送担当の職員に引き継ぐ際、両者が締め切り日の確認を行わなかったのが原因という。22日に同高の校長らが生徒と保護者に謝罪した。
学科試験は年2回実施。同高では来年6月の次回試験に向け、生徒らを卒業後も支援する。