昨年のラグビー・ワールドカップ(W杯)観戦のために来日していた英国人男性のクレジットカードで架空の飲食代を決済したとして、警視庁組織犯罪対策2課は電子計算機使用詐欺などの疑いで、住所不詳、バングラデシュ国籍のバー経営、ホッセン・リアット容疑者(40)を再逮捕した。
同課によると、中国籍の女(25)=強盗未遂罪などで起訴=がマッチングアプリを使ってホッセン容疑者が経営する東京・六本木のバーに勧誘。平成25年2月以降、同様の手口で泥酔した客ら約1300人分のカードを悪用し、計約6億6000万円を詐取したとみている。
再逮捕容疑は女らと共謀し、昨年9月26日深夜から27日未明、港区六本木のバーで英国人男性(42)のクレジットカードを使い、約90万円をだまし取るなどしたとしている。
ホッセン容疑者は、この英国人男性を羽交い締めにして殴るなどしたとして強盗未遂容疑で昨年11月に逮捕され、逮捕は今回で7回目。