素肌に、ブレザー1枚。
10月に発売されたフィンランドのファッション誌「トレンディ」に掲載された、同国首相のサンナ・マリン氏の写真をめぐり、論争が巻き起こっている。胸元が大きく開いた服装から「首相の立場として不適切だ」との批判が上がる一方で、「ファッションを選ぶのは本人の自由」「女性の政治家にだけ服装を『不適切』と言うのは性差別だ」などと、首相を支持する意見も相次いでいる。
【画像】論争になっているサンナ・マリン首相の写真と、支持する人たちの投稿写真
マリン氏の記事が掲載されたトレンディでは、マリン氏が表紙を飾っていた。トレンディは、論争の発端になったマリン氏の写真を公式インスタグラムで公開。シャツなどのインナーを着用せず、光沢のある黒いブレザーを羽織り、首元にはネックレスを着用している。
この写真が公開されると、マリン氏に対してネット上で「首相として不適切」「品がない」といった批判の声が噴出した。