中国と台湾の外交官、フィジーでもみ合いに…双方「けが負わされた」


 【ジャカルタ=一言剛之】米ブルームバーグ通信などによると、南太平洋のフィジーで、中国と台湾の外交官がもみ合いになる騒動があり、双方が「職員がけがを負わされた」と非難しあう事態になっている。

 報道によると、今月8日、首都スバのホテルで開かれた台湾の「双十節」(建国記念日に相当)の祝賀行事会場で、在フィジー中国大使館の職員2人が無許可で出席者を撮影し始めた。台湾側が撮影をやめて退去するよう求めたところ、もみ合いが起きた。台湾側は、職員1人が頭にけがを負い、病院で治療を受けたと主張。中国大使館も声明で「台湾当局の挑発的な行動で職員1人が負傷させられた」と主張し、警察に被害を届け出たと明らかにした。



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