強制わいせつ疑い、70歳に不起訴不当議決 神戸第2検審「被害は重大」

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強制わいせつ疑い、70歳に不起訴不当議決 神戸第2検審「被害は重大」

 交際相手の娘への強制わいせつ容疑で神戸地検尼崎支部が捜査し、不起訴処分とした兵庫県尼崎市の飲食業の男性(70)に対し、神戸第2検察審査会が不起訴不当の議決を出した。14日付。

 議決文や県警によると、男性は2020年1~2月に自宅で交際相手の娘の少女にわいせつな行為をし、裸をスマートフォンで撮影したなどとし、強制わいせつと児童ポルノ禁止法違反(製造)容疑で県警に逮捕された。男性は逮捕時、強制わいせつ容疑について「そういうことをした記憶はある」と供述していたという。

 尼崎区検は男性を児童ポルノ禁止法違反で略式起訴。強制わいせつ罪については地検尼崎支部が不起訴処分としたため、少女の母親が検審に申し立てていた。

 議決では「わいせつ行為は、母親の交際相手で被害者が逆らえず、声を上げにくいことを利用した悪質な犯罪」と指摘。「被害者は精神的ダメージを負い、成長過程に重大な影響を及ぼすことは必至で、被害は重大」とし、不起訴不当とした。

 神戸地検は再捜査し、改めて起訴か不起訴かを検討する。

 性暴力の司法手続きに対し、近年、被害者の申告をより尊重するよう求める声が高まっている。ジャーナリストの伊藤詩織さんが元TBS記者に乱暴されたと訴えた事件では、検察が不起訴処分にした一方、民事訴訟では東京地裁が19年12月、「合意がないまま性行為に及んだ」と認定。元記者は控訴している。【山本真也、春増翔太】

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