厚労省で「ばかにしているのか」と机たたいた東京新聞記者、停職処分に


 東京新聞の記者が厚生労働省の職員を取材した際、暴力的な行為をしたとして、同紙を発行する中日新聞社は31日、記者を停職2週間の懲戒処分とすることを明らかにした。東京新聞の大場司編集局長と杉谷剛社会部長については監督責任を問い、けん責とする。処分はいずれも11月1日付。

 東京新聞によると、記者は社会部の40歳代男性。政府が新型コロナ対策で配ったマスクの単価などを調べるため、厚労省に情報公開請求をしたが不開示となった。これを受け、9月4日に同省職員を取材した際、「ばかにしているのか」と大声をあげて机をたたくなど、暴力的な行為をした。

 東京新聞編集局は取材に「再発防止を徹底します」とコメントした。



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