北朝鮮が「コロナ怠慢罪」新設、幹部を死刑に…流入に恐怖心「30万人死ぬか50万人死ぬか」

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 【ソウル=建石剛】韓国の情報機関・国家情報院は3日の国政監査で、北朝鮮が新型コロナウイルス対策を怠った幹部を最高刑で死刑とする「コロナ怠慢罪」を新設したことなどを報告した。北朝鮮は自国の防疫体制の脆弱(ぜいじゃく)さを認め、新型コロナで「30万人死ぬか、50万人死ぬかわからない」とする文書も作成していたという。

 国会情報委員会所属の議員が記者団に報告内容を明らかにした。それによると、北朝鮮では、朝鮮労働党の関係者が全国に派遣され、管理違反者は軍法に基づいて処罰されている。8月には韓国などの物資を北朝鮮に搬入した税関職員が大量に処分された。非正規ルートでの入国を避けるため、中朝国境の一部に地雷を埋めているという。

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