10月末の韓国の外貨準備高が5カ月連続で過去最高を更新した。
韓国銀行(韓銀)は10月末の外貨準備高が4265億1000万ドルと、前月比で59億6000万ドル増えたと4日、発表した。外貨準備高は4月から10月まで7カ月連続の増加。
外貨準備高が増えたのは、米国債をはじめとする外貨資産運用収益が増えた影響が大きい。さらにドル安でユーロ、日本円、英ポンドなど非ドル貨幣資産のドル換算額が増えた影響も作用した。ユーロ、円、ポンドなど6カ国の通貨に対する米ドルの価値を算出した米ドル貨幣指数は先月末93.95と、9月末に比べ0.4%下落した。
資産別にみると、国債や社債など有価証券が45億7000万ドル増の3836億6000万ドルで、預金は13億6000万ドル増の305億1000万ドルだった。金の保有は47億9000万ドルで前月と同じ。
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