威嚇するように急加速と停止…女性運転の後続車に迫り書類送検された“バック走行男” 彼を待つ罪と罰

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威嚇するように急加速と停止…女性運転の後続車に迫り書類送検された“バック走行男” 彼を待つ罪と罰

 女性が恐怖を味わったのは今年8月。名古屋市の一方通行の道路で突然、前の乗用車がバックで迫ってきたのです。

 車は威嚇するように急加速と停止を繰り返し、なんと100メートル以上もバック走行を続けたのです。すると、車から60代の男が…。

60代の男:
「おまえ付きまとっただろ?警察呼ぶぞ!」

被害女性:「付きまとう?」

60代の男:
「ずっと付きまとったがや!」

 女性に対しなぜか「警察を呼ぶ」と叫んでいたこの男。女性の車を後退させた疑いで、2日警察に書類送検されました。警察は男の認否を明らかにしていません。

被害女性:
「自分の中でトラウマとして残っているので、もう二度と同じことを繰り返さないでほしいなと思います」

 バック走行で書類送検された男。今後、どのような処分が待っているのでしょうか?菊地幸夫弁護士に伺います。

菊地弁護士:
「今回、強要罪で立件されたそうです。車のバックという圧力で、本当はバックしなくてもいいのに無理やりさせられたという罪ですね。

 この強要罪は罰金がなく懲役しかないんです。ですから有罪となりますと、もしかすると懲役。執行猶予がついて実刑ということはないでしょうけれども。また、示談ということで被害者の方が『もういいですよ、許してあげますよ』ということになれば、不起訴ということもないではないです」

(関西テレビ11月4日放送『報道ランナー』内「そこが聞きたい!菊地の法律ジャッジより)

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