岐阜県内で6日に発表された新型コロナウイルスの新規感染者は10~80歳代の男女16人。うち10~20歳代の女性10人は岐阜市の芸能事務所のタレントだった。
同市などの発表によると、この芸能事務所には、5日に感染が発表された10歳代女性もタレントとして所属していた。ほかに事務所の男性社員2人や、仕事で一部のタレントと接触があった30歳代男性の感染も明らかになり、計14人のクラスター(感染集団)と認定された。タレントたちは屋内でライブ活動を行っており、市が接触者の調査を進める。
同市内の芸能事務所「ハニカムプロモーション」はタレントの感染を公表した。
そのほか、岐阜市の40歳代女性、各務原市の80歳代女性、土岐市の50歳代女性の3人の感染が判明。一方、県は飲食店の利用者らに広がった多治見市のクラスターについて終息を確認したと発表した。