ペンシルベニアがトランプ陣営の主張を一部認め、11月9日より前に本人確認が完了していない投票は集計されないという判決を下したようだ。トランプの主張が一部でも認められたのは何よりも大きい。ここからペンシルベニアの結果をひっくり返せるかどうかに注目が集まる。
『ペンシルベニア州裁判官がトランプ陣営を支持』
これは明らかにトランプ有利なんじゃないかなぁ。
本人確認が遅れた票が無効になると、トランプが勝つ可能性もあるし、仮にそれで負けても最高裁への別訴訟もある。
片方で選挙人決めには期日制限もあると。 https://t.co/jJ28UasA1A
— 弓月恵太 (@ssomurice_local) November 13, 2020
結果をひっくり返すほどのインパクトはまだない
この件についてはすでにロイターでも報道されているが、具体的な無効になる票数については判明していなかった。だがこれまで一向にトランプの主張が受け入れられなかったことを考えれば、大きな進歩と言えるだろう。トランプ陣営は少なくとも1万票を無効にすべきだと主張しているらしい。
ペンシルベニア州裁判所、大統領選郵便投票の一部を無効と判断 https://t.co/LbqIduEw3u
— ロイター (@ReutersJapan) November 12, 2020
トランプ陣営(11/12)、大統領選の結果を巡る法廷での主張で、ペンシルベニア州【フィラデルフィア】の【1万票】以上を無効とするほか、【アリゾナ州】当局による集計結果の認証を差し止めるよう求めた。
※ペンシルベニア州のガチャガチャはRT参照・・・ https://t.co/39STLmzanB
— Tomo (@Tomo20309138) November 13, 2020
開票速報ページを見る限りペンシルベニアでは現在ロイター計算で55,000票近くの差がついており、この件だけで結果をひっくり返すのは難しい。また僅差でもないことから再集計を自主的に州が実施することもない。結果に影響が出ないのが明白なことから今回の判断に至ったのだとすれば、トランプ陣営はさらに州を追い詰めなければいけないことになる。トランプ側への温情措置のようなものだとすれば許し難いとさえ言える。
ネットユーザーの意見としてもやや冷静な論調が目立った。延期分が無効となるだけでは、今まで集計された分を覆すことはできないという認識が持たれている。個人認証を9日までに受けていない票がどれほどあるかは見通せず、やはりこれまでの集計が不正でバイデンの得票分が無効になるというレベルのインパクトでなければお祭りにはならないだろう。今はそこまで期待できるかは分からない。