朝チア スタートから11年で1000回到達!新宿、新橋、池袋など駅前で“勝手に”応援


朝チア スタートから11年で1000回到達!新宿、新橋、池袋など駅前で“勝手に”応援

 2009年8月から約11年にわたり、新宿や新橋、池袋などの駅前で、朝の出勤途中のサラリーマンやOLを「勝手に」応援するチアリーダー集団「全日本女子チア部☆AJO」が12日、東京・新橋西口SL広場で1000回目の朝チアを行った。

【写真】新橋のSL広場でパフォーマンスする「全日本女子チア部☆AJO」

 朝チアの部長で、フリーアナウンサー&一般社団法人・全日本応援協会(AJO)の代表理事を務めるクミッチェルこと、朝妻久実さん(36)は「会社の行くのがしんどいとか、面倒臭いとか、そして、コロナ禍の中で本当に心が沈んでしまうようなことがあるかもしれません。こんな時こそ、少しだけ口角を上げて、おなかに力を入れて、元気いっぱい今日も頑張っていきましょう。今日、ここで私たちを見かけた皆さんがちょっとだけ勇気を出す。そんなエネルギーになりたいと思います。せ~の、応援しま~す」と、恒例となった口上を笑顔で伝え、チアリーダーの衣装でポンポンを手にパフォーマンスを披露した。

 初代部長の齊藤彩さんが路上で1人だけで始めた朝チアの活動は現在、メンバーも増え、実施する場所も新宿のほか、新橋、池袋、国分寺、桜木町をはじめ、地方への出張チアなど活動の幅も広げている。2代目部長を務める朝妻さんはメディアでも「女版・松岡修造」として、本家からもお墨付きをもらう元気印が自慢となっている。

 記念すべき1000回目の朝チアを終えて朝妻さんは「コロナで皆さんの生活や仕事のスタイルが変わった方も多いと思います。そんな人たちに私たちが一瞬でも、一秒でも、目や耳に応援やエールが届いたらハッピーなサプライズになればと思い、やってきました」と、達成感とともに心に寄り添った応援の大切さを強調する。

 今後の活動に関しては「新年度から新メンバーを募集したいと思います。また、これからの受験シーズンに向けて受験生を応援する新たな企画として、応援合格お守りを独自に作りたいと思います。そして、これからも応援は続けていきますが、応援する側の人を増やしていきたいですね。誰かを応援できる人です。まさに応援の循環、スパイラルですね」と、今後も朝チアの活動を続けていく強い思いを伝えた。

 最後に「1000回の次の目標は」の質問に対して、少し間をおき「2000回を目指します。何年後かはわかりませんが…」と、朝妻さんは笑顔でコメントした。



Source link