公式海図に「日本海」単独表記、継続を了承…数字表記のデジタル海図を新たに作成へ

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 韓国が日本海の呼称に「東海」の併記を求めている問題を受け、国際水路機関(IHO)は17日未明の総会で、公式の海図に日本海と単独表記する指針の維持と、海域を名称ではなく数字で表記するデジタル版の海図を新たに作る方針を暫定承認した。IHOは月内にもこうした内容を報告書にまとめ、正式採択する。

 総会では、IHO事務局長が日本海の単独表記とデジタル版海図の件を提案し、出席国から異論は出なかった。総会はIHOの最高意思決定機関にあたり、16~18日にオンライン形式で開かれている。

 IHOは、各国が公式の海図を作る際に参考とする指針を示している。指針では、1928年の初版から一貫して日本海の海域を「Japan Sea」と記しており、日本海単独表記の根拠の一つとなっている。これに対し、韓国は1990年代に入ってから、日本海と東海の併記などを対外的に主張するようになった。

 IHOが新たに作るデジタル版海図は、世界の各海域に「日本海」「太平洋」などの呼称に代わり、数字を割り振るものだ。パソコンなどに取り込み、各国の公船や民間船舶が航行の安全のために使うことを想定している。

 加藤官房長官は17日午前の記者会見で、今回の事務局長の提案について「水路関連業務の利便性を向上する」と評価した上で、「報告書が正式に採択されることを期待している」と述べた。

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