肺にバリウム、後遺症患った女性 緊急搬送されず…夫「真相調べて」


肺にバリウム、後遺症患った女性 緊急搬送されず…夫「真相調べて」

 胃がん検診は15年8月、西区の公民館で行われた集団検診の一つで、巡回検診車内で実施した。

 事業団側が夫にした説明によると、女性がバリウムを飲んだ直後、診療放射線技師による胸部観察で肺にバリウムが流入しているのが見えたため検診を中止。バリウムの排出処置を実施したが取り除けず、女性は検診医の指示でスタッフに付き添われタクシーで消化器科医院に移った。だが、医院でも排出できなかったため、さらに早良区の別の病院に移動。ここでも取り除けず、肺洗浄などの処置も行われなかったという。



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