3連休「我慢」に落胆 キャンセル急増、イベント中止 観光関係者ら悲鳴

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3連休「我慢」に落胆 キャンセル急増、イベント中止 観光関係者ら悲鳴

 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、日本医師会は外出を控える「我慢の3連休」を呼び掛けるが、期待を寄せていた観光業界には落胆が広がる。キャンセル増やイベント中止など、業界は厳しい我慢を強いられる。

【グラフ】新型コロナウイルス都道府県別感染者数・死者数

 東京都渋谷区の旅行代理店「アドベンチャー」では、3連休の予約5800件のうち2000件超がキャンセルされた。年末年始の予約も取り消しが急増。担当者は「残念でしかない」と嘆く。

 大阪の業者にも不安が広がる。キャンセルが出ている大阪市内のホテルでは、受付係の女性が「電話が鳴るたびドキドキする」と話す。観光客に人気の和食チェーンでは「厳しいの一言。連休は期待どころか怖い」との声が漏れた。一方、お好み焼き店「鶴橋風月」の運営会社は、担当者が影響を懸念しつつも「慌てず騒がず、いつも通り営業する」と語った。

 イベント中止も相次いだ。京都市で22日に予定された人気ゲーム「ポケモンGO(ゴー)」の地域限定イベントは、急きょ中止に。静岡市の駿府城公園で予定されていた「富士山コスプレ世界大会」も、開催2日前の19日に見送りが決まった。昨年は約4万人を集めた一大イベントで、最後まで開催を模索したが、感染対策が取り切れないと苦渋の決断をした。企画運営責任者の塚本敦則さん(42)は「準備はほぼ終わっており、かなりつらい」と声を絞り出した。

 実施されるイベントの関係者からも不安の声が上がる。鶴巻温泉(神奈川県秦野市)周辺の店でつくる鶴巻商店連絡協議会は、経済振興策「Go To 商店街」の助成金を使い、観光客に連休中、いのしし鍋を振る舞う。コロナによる売り上げ減対策に始めたジビエ(野生鳥獣の肉)での町おこしの一環で、スタッフ増や人数制限など対策は徹底するが、客足が懸念される。川上拓郎会長は「こつこつ用意してきたが、出ばなをくじかれた。ようやく光が差してきたのに」と残念がった。 

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