【AFP=時事】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間4日午後8時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は150万7480人に増加した。
【図解】各国の死者・感染者数
中国で昨年12月末に新型ウイルスが最初に発生して以降、これまでに世界で少なくとも6520万2960人の感染が確認され、少なくとも4142万2500人が回復した。
この統計は、各地のAFP支局が各国当局から収集したデータと世界保健機関(WHO)からの情報に基づいたもので、実際の感染者はこれよりも多いとみられる。多くの国では、症状がある人や重症患者にのみ検査を実施している。
3日には世界全体で新たに1万2658人の死亡と66万9926人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのは米国の2907人。次いでイタリア(993人)、ブラジル(755人)となっている。
最も被害が大きい米国では、これまでに27万6401人が死亡、1414万7731人が感染し、少なくとも540万4018人が回復した。
次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は17万5270人、感染者数は648万7084人。以降はインド(死者13万9188人、感染者957万1559人)、メキシコ(死者10万8173人、感染者114万4643人)、英国(死者6万113人、感染者167万4134人)となっている。
人口10万人当たりの死者数が最も多いのはベルギーの147人。次いでペルー(109人)、スペイン(98人)、イタリア(96人)となっている。
香港とマカオ(Macau)を除く中国本土で発表された死者数は4634人、感染者数は8万6584人、回復者数は8万1679人。
地域別の死者数は、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が45万4149人(感染1328万4270人)、欧州が43万2491人(感染1911万558人)、米国・カナダが28万8781人(感染1454万1185人)、アジアが19万7750人(感染1258万5976人)、中東が8万517人(感染343万2311人)、アフリカが5万2850人(感染221万8277人)、オセアニアが942人(感染3万388人)となっている。
各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。【翻訳編集】 AFPBB News