日本軍慰安婦の被害者が、日本を相手に起こした損害賠償請求訴訟の1審の結論が今週出る。日本政府を相手にした慰安婦被害者の損害賠償訴訟について、韓国の裁判所の判決が出るのは今回が初めてだ。
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6日、裁判所によると、ソウル中央地裁民事合意34部は11日午前9時55分、故ベ・チュンフヒ氏など12人が日本政府を相手に1億ウォンずつ支給を求めた損害賠償請求訴訟の1審の判決宣告公判を開く。
ベ氏らは2013年8月、日本政府を相手に1人当たり1億ウォンの賠償を求める訴訟を出す民事調停を申請した。しかし日本政府は調整手続に応じず、2015年12月に正式裁判に移った。
べ氏らは「日本植民地時代に暴力を使用したり、騙して慰安婦として連れてきた不法行為に対して損害賠償をせよ」と主張した。この件は2016年1月、裁判所に提出されたが公示送達の問題に訴えが提起され、今回約4年ぶりに弁論が始まった。
日本政府側は訴訟に応じていない。一つの国は他の国の裁判権に基づいて法的責任が強制できない「主権免除」を掲げて裁判に応じなかった。一方、被害者側は国家免除論を今回の事件に適用してはならないと主張する。