[台北 10日 ロイター] – 台湾沖で10日、マグニチュード(M)6.7の地震が発生した。台北では建物が30秒ほど揺れるなどしたものの、被害は軽微で負傷者の報告はないという。
台湾の気象当局によると、震源は北東部沿岸沖で、震源の深さは77キロ。
台北市によると、軽微な被害報告が散発的に出ているが地下鉄は平常運行している。また交通当局によると、南北を結ぶ高速鉄道は一時運行を停止したが平常運転を再開している。
台湾は、2つのプレートの境界付近に位置し、地震が起きやすい。2016年に南部で発生した地震では100人以上の死者が出たほか、1999年に起きたM7.3の地震では2000人以上が死亡している。