【ロンドン=緒方賢一】英政府は15日、議長国を務める来年の先進7か国(G7)首脳会議に韓国とインド、豪州の3か国を「ゲスト」として招待すると発表した。1月に欧州連合(EU)を離脱した英国は、インド太平洋地域への関与を強める方針を打ち出している。ジョンソン首相は米日欧がメンバーのG7に3か国を招き、英国の新たな外交をアピールする狙いだ。
英政府は声明で、3か国を招くことについて「共有する利益を増やし共通の課題に取り組むため、民主主義の国々と力を合わせる」と説明した。G7首脳会議の開催地や日程については、まだ発表していない。