(CNN) 米国のハリス次期副大統領が、新型コロナウイルスのワクチンを公の場で接種する見通しであることが18日までに分かった。政権移行の担当者がCNNに明らかにした。
具体的な日時や実施方法については未定だとしている。
バイデン次期大統領も来週にワクチンを接種する公算が大きく、同様に公の場での実施が見込まれている。
バイデン氏とハリス氏が同じ場面でワクチンを接種するのかどうかは明らかになっていない。
公の場でのワクチン接種に関するこうした約束の背景には、バイデン次期政権が一般社会におけるワクチンの信頼構築に注力している事情がある。米国では米ファイザーと独ビオンテックが共同開発したワクチンの供給がすでに始まっている。
ハリス氏は先ごろ行ったインタビューで、有色人種のコミュニティーでワクチン接種を実施することが重要だと強調していた。これらのコミュニティーではワクチンに対して強い不信感を抱く傾向がある。