バイデン不正をやめて!止めて!とパニック状態になっていたKo Maeda氏だが、またしてもパニック状態に陥っていることが分かった。トランプが例のコロナ対策法案に一切署名をしていないことで、昨日付けで失業対策プログラムが失効してしまったからだ。ウォール街も加担するバイデン不正陣営にとって予算の不成立による経済対策の失効は悪夢でしかない。
大統領が法案に署名しないために、国民への給付金は遅れ、失業対策プログラムが26日に失効して500万人近くが瞬時に貧困に陥るそうだ。
これまで交渉に関わってこなかった大統領が交渉がまとまるや否や突然反対を言い出したことに、議員達は大混乱。https://t.co/cooLaOJJfx— 前田 耕 (Ko Maeda) (@MaedaPoliSci) December 24, 2020
失業対策は米国政府閉鎖よりも前に期限が切れる
この件は夜も遅いことから黒井がちゃちゃっと仕上げる。話としてはさっきのトランプ議会転覆作戦の延長線上にあるものだが、切り口がやや異なる。失業対策が政府閉鎖の期限より前に切れてしまうことを知らなかった人が多いらしく、すなわち株価に負の影響をもたらすと考えられるから焦燥感をにじませているものと黒井は判断している。
この件については民主党よりもむしろ共和党のバイデン不正陣営の方が怒りを露わにするだろう。共和党の財政規律を重んじる方針とトランプの大盤振る舞いの方針は相容れないからだ。1人当たり2,000ドルの給付金は米国民にとって魅力的だが、それは共和党の大統領としては珍しいやり方だという認識があまり共有されていないように思う。
[非常にややこしいことになってる現状のまとめ]
* 防衛予算→拒否権発動済み。月曜に下院が再議決、もし2/3取れたら火曜に上院が再議決。そこでも2/3賛成なら成立(4年ぶりのoverride)
* コロナ対策パッケージ→大統領は反対表明、でも拒否権は発動してない
* 予算→このままだと火曜から政府閉鎖— 前田 耕 (Ko Maeda) (@MaedaPoliSci) December 25, 2020
共和党下院議員Gonzalez氏、怒りのツイート:
「外国に金が行くのが嫌なら大統領は自分からその予算を求めなければいいんだ。彼が文句を言ってることは100%が嘘かまたは自分が出した予算案に入ってたものだ。」https://t.co/a7frueehtn— 前田 耕 (Ko Maeda) (@MaedaPoliSci) December 26, 2020
このツイートの返信部分でトランプはあえて拒否権も出さずに完全に放置してるんじゃないかという意見も見かけた。要するに国防権限法と同じ流れであれば拒否権が発動されても議会で再審議の上で可決できるが、単に放置しているだけだとそのまま予算が失効してしまうという話になるらしい。ボールをトランプが持ったままフロリダに休暇に出てしまった形になるから、議会としては手も足も出ない状態だそうだ。
オールブルー実現による年始の株価急落はおそらく調整レベルで済むが、もしも政府閉鎖が決まりそれが長引くようであれば分からない。現状のコロナ対策案では予算のうち多くを海外に投資することになっていて、これは擁護気味に捉えると米国企業の進出の足掛かりとなるような投資になると思う。ウォール街は喜ぶがコロナ対策と呼べるような代物ではないのは明らかだ。トランプが最後まで意地を貫き通せるかに注目が集まる。
ちょっと待て、誤解してたよ。トランプが例の法案にサインしなかったために失業保険の拡大・延長措置が今日切れちゃうの?その状態でトランプはフロリダに行っちゃったの?月曜日に政府閉鎖の危機が訪れるまでは猶予があるかと思っていたんだけど、これはひどい。
— くるる (@kururu_goedel) December 27, 2020
https://twitter.com/alxgji12/status/1342854113097261057?ref_src=twsrc%5Etfw%7Ctwcamp%5Etweetembed%7Ctwterm%5E1342854113097261057%7Ctwgr%5E%7Ctwcon%5Es1_&ref_url=https%3A%2F%2Fnews-us.org%2Farticle-20201227-00231326009-usa