米国の新規感染者、先週をピークに減少 「引き続き警戒を」と専門家

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新型コロナウイルスによる米国内の新規感染者は先週をピークに減少に転じたことがわかった/Mario Tama/Getty Images

新型コロナウイルスによる米国内の新規感染者は先週をピークに減少に転じたことがわかった/Mario Tama/Getty Images

(CNN) 新型コロナウイルスによる米国内の新規感染者は先週をピークに減少に転じたことが、米ジョンズ・ホプキンス大学の最新データで明らかになった。

同大学の集計によると、過去7日間に全米で報告された新規感染者は150万人と、前の週のピークから11%減少した。7日間の合計は35の州で減少し、死者も18州で前週を下回った。

ただし同大学の感染症専門家、アメッシュ・アダルジャ博士はCNNに、「こうした統計上の変動が持続するとはいえない」と指摘。ウイルスが消滅するわけではなく、集団免疫のラインを超えるまではさらに多数の感染者が出るとの見通しを示した。

より長期的な視野でみると、ここ1カ月間の新規感染者は1日に約10万1000人から約30万2000人の範囲で推移してきた。過去7日間の1日当たり平均は21万8000人と、その中間にすぎない。

一方で米NPO、ジャクソン研究所のエディソン・リュウ博士はCNNとのインタビューで、感染者のカーブが平坦(へいたん)化し始めた可能性を指摘。平坦化が終点ではないが、正しい方向への一歩だと語った。

「爆発的な感染拡大が止まり、何かの介入策が功を奏したということだ」としたうえで、「まだ最初の一歩にすぎない。われわれが求めるのは一貫した減少傾向だ」と強調した。

アダルジャ博士によると、ワクチン接種はまだ始まったばかりで減少の要因とは考えられない。感染力が強いとされる変異種も懸念材料だ。

同博士は「生物的にみれば何も変わっていない」と語り、警戒態勢を維持するべきだと呼び掛けた。

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